インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ 今朝、ダライ・ラマ法王は歩いて公邸を出られ、法王を一目拝顔しようと沿道で待ちわびていた人々に手を差し伸ばしながらツクラカンに向かわれた。なかには、高齢者や介護を必要とする人々、子どもや乳児の姿も見られたが、だれもがカタ(儀礼用の白いスカーフ)を捧げる機会を持てたことを喜んでいた。 法話に入る前に、タイの...
インド、パンジャブ州アムリトサル 本日ダライ・ラマ法王は、パンジャブ州政府の招聘により、シーク教の始祖グル・ナーナクの生誕550年生誕記念式典の一環として、グル・ナーナク・デブ大学で開催された異なる宗教間会議に出席された。会議のテーマは、相互の尊敬と理解に基づいた異なる社会的階層間の調和である。 法王は、昨日ダラムサラからアムリトサルへと移動された。...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ 今朝、若手経営者連合(Young Presidents’ Organization:YPO)のネパール支部の会員30名がダライ・ラマ法王に謁見した。法王は、チベットと歴史的に関係の深いネパールのYPO会員の皆さんにお目にかかれて光栄に思うと述べられた。 法王は次のように述べられた。「7世紀のチベット...
インド、ニューデリー ニューデリーにあるツシタ・マハヤナ・メディテーションセンターは、40年前にラマ・トゥプテン・イェシェとラマ・ゾパ・リンポチェによって設立された。今日その40周年の記念式典に、同センターのメンバーと友人たちがダライ・ラマ法王を招聘した。会場は首都ニューデリーの中心部に位置し、セイクレッド・ハート大聖堂に隣接するセント・コルンバ学校であっ...
インド、マハラシュトラ州オーランガバード 今朝、ダライ・ラマ法王を乗せた車はオーランガバードの街を抜けて、法話会会場となるPES体育大学のスポーツ・スタジアムへと向かった。法王は会場に着くと電気自動車に乗り換えられ、警護の柵で仕切られた通路を通って、スタジアムを横断するようにステージへと向かわれた。笑顔の群集が、法王のお姿を一目見ようと柵に群がった。 ...
インド、マハラシュトラ州オーランガバード ダライ・ラマ法王はロクッタラ・インターナショナル・ビクシュ・トレーニングセンターの招きにより、昨日ニューデリーから空路にてオーランガバードに到着された。法王が前回この地を訪問されたのは40年以上前の1978年である。今朝、センターに向けて出発される前に、短時間の記者会見に応じられた。 晴天に一刷きの白雲たなび...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ 今朝の雲ひとつない青空の下、冬の明るい日差しに包まれて、ダライ・ラマ法王は公邸からほど近いキルティ・ジェパ僧院へと車で向かわれた。僧院の門でキルティ・リンポチェが法王をお迎えし、中まで案内した。僧院の広場は僧侶、尼僧や一般信者たちで埋め尽くされていた。法王はツォンカパ大師と二大弟子の布製のタンカの前でしばらく...
インド、カルナータカ州ムンゴット 英国の総選挙で保守党が勝利したことを受け、ダライ・ラマ法王は、ボリス・ジョンソン首相に祝福の書簡を送られた。 法王は、チベットと英国の特別なつながりに言及して、次のように記された。「われわれチベット人は、英国との長きにわたる歴史的かつユニークな関係を大切にしてきました。実際に、1959年にわれわれがインドに逃れてから数週...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝ダライ・ラマ法王は、デプン僧院ゴマン学堂の大集合堂で行われた10セッションを超える問答に熱心に耳を傾けられた。問答を披露した何人かは、はじめにナーガールジュナ(龍樹)の『根本中論頌』を引用し、人無我にんむがの土台となる五蘊ごうんについて、そして縁起の見解などについて議論した。問答をする者たちは、法王の助言に従って、論理...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝ダライ・ラマ法王が車で到着されると、デプン僧院ロセリン学堂の問答広場には2万5千人を超える人びとが詰め込まれており、そのうち1万人は僧侶であった。僧院長が法王を出迎え、ステージへと案内した。広場前方の隅にはチベット人高齢者のグループ2つが集められていた。ムンゴットにあるチベット人居住区の85歳以上の約70名と、今はカナ...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ダライ・ラマ法王はデプン僧院ゴマン学堂に新設された問答広場に車で向かわれた。ロブサン・ギャルツェン僧院長の出迎えを受けたあと、法王は、扉の前で新施設の落成を象徴するリボン・カットをされた。そして、尖った黄色い帽子をかぶった僧侶たちに先導され、頭上には日傘を掲げられながら、問答広場の中央通路を列になって正面奥のステージ...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝ダライ・ラマ法王はデプン僧院ロセリン学堂を訪問され、講堂で僧侶たちの問答の様子をご覧になった。中観哲学のクラスの学僧たちは縁起についてと、「空性を確立した者にとっては、何事も成立する」などという主題について問答を繰り広げた。そして、「すべての現象は単に名前を与えられただけの存在に過ぎないと言うとき、この “単に” とは...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、アーリヤデーヴァ(聖提婆)の『四百論』についてのシンポジウムの初日に、1万5千人を超える僧侶や尼僧、そして9,500名の来賓や一般聴衆が集まり、会場となったデプン僧院ロセリン学堂の講堂には収まりきらず、聴衆は中庭にまで溢れた。 ダライ・ラマ法王が到着し着座されると、ダルド・リンポチェがこのシンポジウムについて紹...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ダライ・ラマ法王は階下の講堂に行かれる前に、明日から始まる国際会議「ジェ・ツォンカパの人生、思想、遺産」の賛同者や支援者の一行と面会された。法王はその席で、インド古来の非暴力と慈悲の心について、現代に通じる大きな価値があると称賛された。 そして法王は次のように語られた。「論理的に分析すれば、慈悲の心の素晴らしさ...
インド、カルナータカ州ムンゴット ダライ・ラマ法王はガンデン僧院シャルツェ学堂法主のジャンチュプ・サンゲ師に先導され、シャルツェ学堂からガンデン大集合堂までの道を歩かれた。大集合堂内には1,000人、外に設えられたテントには4,000人を超す聴衆が法王のご到着を待っていた。法王は大集合堂の奥に並んだ釈迦牟尼像の前でバターランプに火を灯されてから法座の前の椅...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ムンゴットのチベット人居住区の上空は、朝日を浴びて黄金色に染まった。ガンデン大集合堂とガンデン僧院シャルツェ学堂の中庭は、徐々に参加者で埋め尽くされ、その数は1万人を超えた。ダライ・ラマ法王は、シャルツェ学堂からガンデン大集合堂に至る階段の一番上にあるベランダまで徒歩で向かわれた。その先にある大集合堂には、法王のため...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ダライ・ラマ法王がガンデン僧院ジャンツェ学堂の講堂に降りてこられると、ガンデン座主、ガンデン僧院シャルツェ学堂法主及びジャンツェ学堂法主、そしてデプン僧院座主が法王をお迎えし、会場へと案内した。法王は聴衆と来賓方に挨拶され、覚者たちの仏像の前で灯明を灯し法座に座られた。 「ナーランダー僧院の17人の成就者たちへ...
インド、ビハール州ブッダガヤ 数日間にわたって北インド全体が霧に覆われ寒い日々が続いたが、今朝は天気の回復の兆しも見えはじめ、ダライ・ラマ法王はガンデン・ペルゲ・リン(ナムギャル僧院)から徒歩で会場となるカーラチャクラ・グラウンドに向かわれた。 カーラチャクラ・グラウンドは、チベット人の僧、尼僧、一般人、ヒマラヤ地域からの参加者、世界67カ国からの約...
インド、ビハール州ブッダガヤ ダライ・ラマ法王は、オーストラリアのスコット・モリソン首相にメッセージを送り、昨年9月から続いている森林火災によって美しい国土の多くが焼失していることへの深い悲しみを表明された。そのなかで、法王は次のように記された。 「貴殿ならびにオーストラリアの皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。森林火災が猛威を振るい続けていることには...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝、マハーボーディ寺院に金色の陽光が差し込む中、ダライ・ラマ法王はカーラチャクラ・グラウンドに向かってガンデン・ペルゲリン(ナムギャル僧院)を出発された。法王は入口からステージに向かって歩みながらしばしば立ち止まり、集まった参加者に手を振って笑顔を見せられた。そしてステージに立って壁際まで満員になった会場を見渡し、参加者全員...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝、ひときわ寒さ厳しく濃い霧の立ち込める中、ダライ・ラマ法王はいつものように沿道に集まった多くの人々と挨拶されながら、カーラチャクラ・グラウンドに歩いて向かわれた。法王が登壇し大勢の参加者たちに対して手を振られると、参加者たちもそれに応えて手を振り返した。法王は何人かの高僧たちや他の来賓たちに挨拶されてから法座へと向かい、ス...
インド、ビハール州ブッダガヤ ダライ・ラマ法王は、台湾総統選で蔡英文総統が再選を果たしたことを祝し、蔡総統に宛てて次のように書かれた。「貴殿のリーダーシップの下で、台湾の人々はさらなる平和と繁栄を手にすることができるでしょう」 「3回にわたって台湾を訪問したときのことが、懐かしく思い起こされます。台湾訪問は、台湾の人々と交流する絶好の機会となりました。熱...
インド、ビハール州ブッダガヤ ダライ・ラマ法王は、今朝もチベット僧院からカーラチャクラ・グラウンドまで歩いて移動された。途中で法王は何度も足を止めて、沿道に並んだ人々と挨拶を交わされた。法王は、合掌して満面の笑みを向ける人々に引き寄せられるようにして近づいたり、また、子どもたち、年配の人々、仏像を差し出してお加持を求める人々をご覧になると、自ら手を差し伸べ...
インド、ビハール州ブッダガヤ ブッダガヤで開催された一連の法話会最終日の今日、ダライ・ラマ法王がカーラチャクラ・グラウンドに向かわれたときには空は青く、朝日がガンデン・ペルゲリン(ナムギャル僧院)の屋根の金色の装飾をいっそう輝かせていた。会場へ向かわれる途中、法王はいつものようにできるかぎり多くの人々の呼びかけに応じ、ときには話しかけたり、群衆に手を振った...
インド、ビハール州パトナ 昨日の朝、ダライ・ラマ法王はマハーボーディ寺院にお別れの訪問をされた。法王が寺院内部の聖域に入られる時は、何百人もの人々が法王のお姿を垣間見るため道路に列をなした。法王はそこで数分間祈りを捧げて釈迦牟尼像を礼拝された。 ガヤからパトナへの短いフライトの後、法王はビハール州知事ニティーシュ・クマール氏と会見するために知事の邸宅...