インド、ビハール州 ブッダガヤカーラチャクラ灌頂の前行法要は今朝も続けて行われた。その中で、砂マンダラの制作は四人の僧侶たちにより着実に続けられ、今ではマンダラの宮殿の形がほぼ見える段階に達している。 昼食後、ダライ・ラマ法王はカーラチャクラ灌頂伝授会会場に戻られ、本日俄かに開催することになった「異なる宗教間の集い」に参加する主要な宗教の指導者たちを迎...
インド、ビハール州 ブッダガヤダライ・ラマ法王は今朝、昨日に引き続きカーラチャクラ灌頂のための前行法要を行われた。灌頂が終わるまでこの法要は毎日続けられる。砂マンダラも完成間近となった。 前行法話が始まると、法王は次のように述べられた。「釈尊は縁起の見解を説かれました。それから約2500年が経った今も、その教えは生き続けているだけでなく、毎日の生活に役...
インド、ビハール州 ブッダガヤ今朝、ダライ・ラマ法王がカーラチャクラ尊の自生起と前行法要の儀式を終えられると同時に、カーラチャクラの砂マンダラ制作も完成した。金剛阿闍梨の代理を務めるタムトク・リンポチェは、砂マンダラの周りに10本のプルパ(金剛橛)と灌頂に用いる水が入った10個の水瓶を配置した。 昼食後、カーラチャクラ灌頂伝授会の会場に戻られたダライ・...
インド、ビハール州 ブッダガヤダライ・ラマ法王は今朝、落慶法要を行なうためにガンダン・テクチェンリン寺に向かわれた。ガンダン・テクチェンリン寺は、ブッダガヤに新しく建立されたモンゴル寺院である。法王は、僧院長の出迎えを受けて階段を上られると、正面扉の前でリボンをカットされた。ガンダン・テクチェンリン寺には、600人のモンゴル人僧侶と1,200人の一般のモンゴ...
インド、ビハール州 ブッダガヤダライ・ラマ法王はカーラチャクラ堂に向かわれる前に、オーストラリア軍の元従軍記者であったマイケル・ウェア氏からナショナル・ジオグラフィック・チャンネルのインタビューを受けられた。 法王が60年に及ぶ深い修行の結果として、怒りと執着の感情はほとんど乗り越えたと思うと言われたことに対し、ウェア氏が、「ご自身の故郷にさえ執着はあ...
インド、ビハール州 ブッダガヤ ダライ・ラマ法王は早朝にナムギャル僧院の法王公邸を出られ、4時間半かけてカーラチャクラ灌頂を授与するための準備の儀式を行なわれた。会場には95カ国から推定20万人以上の人々が集まっていた。 今日は、最初に壇上で日本人グループが『般若心経』を日本語で唱え、続いて英米人のグループが英語で『般若心経』を唱えた。 法話を始め...
インド、ビハール州 ブッダガヤ今日もまた、ダライ・ラマ法王は早朝から一日を始められ、午前6時半にはカーラチャクラ堂の中の法座に着き、灌頂授与の準備の儀式を開始された。 法王は次のように述べられた。「今日は、“子どものようにマンダラに入る七つの灌頂”を授与します」 「私はここ数日風邪気味で、今日はのどが痛いです。しかし、ひどい症状ではありませんから、最...
インド、ビハール州 ブッダガヤダライ・ラマ法王は前日と同様、早朝よりカーラチャクラ堂に到着され、4時間にわたって、カーラチャクラ灌頂を授与するための準備の儀式を行なわれた。 法王が法座に着かれると、ルート・インスティチュート(ブッダガヤにあるFoundation for the Preservation of the Mahayana Traditio...
インド、デリー ダライ・ラマ法王は、1月16日にマハーボーディ寺院の大塔とカーラチャクラ会場を訪問されてからブッダガヤを出発し、デリーで数日の休息を取られた。 そして今日の午前中、法王はインド商工会議所連合会(FICCI)女性部の招聘により、「慈悲の力」についての講演を行われた。法王はFICCI本部に到着されると、本会会長のヴィニタ・ビムベット女史の歓迎...
インド、デリーダライ・ラマ法王は、昨日ダラムサラからデリーへ移動された。そして今日、法王は、古代インドの伝統を現代に蘇らせようという先駆者たちの会で、「智慧の光」を意味するヴィディヤローケに来賓として招かれている。法王がアナジット・シン氏の邸宅に到着すると、シン夫妻と子息のヴェール氏が出迎え、庭に設けられた暖房のきいた大テント内の演壇に法王をご案内した。シン...
インド、デリー今朝、ダライ・ラマ法王はアナルジット・シン一家の邸宅に到着され、シン夫妻と子息のヴェール・シン氏、ナジーブ・ジュン夫妻の出迎えを受けられた。 ヴィディヤローケ(“ヴィディヤローケ”とは智慧の光を意味する、古代インドの伝統を現代に蘇らせようという先駆者たちの会)発足を記念して行われた法話会2日目、まず般若波羅蜜(智慧の完成)の教えが短く要約...
インド、デリー今朝、ダライ・ラマ法王は一般講演の会場であるタルカトラ・スタジアムへ車で移動された。講演に先立って、ヴィディヤローケ発足記念講演の会場に集まった定員数3千人を超える大勢の聴衆に向かって、ヴェール・シン氏が開演の挨拶をした。続いてアナジャリット・シン氏が、「白い蓮華の保持者」(観音菩薩)である法王のご講演を聴衆が心待ちにしていることを深く感じてい...
インド、デリー 今朝ダライ・ラマ法王は、ジーザス・アンド・メアリー女子修道院に車で到着され、スミタ・ヴァツ氏の出迎えを受けられた。この修道院は、デリーで一番大きなシーク教寺院であるバングラ・サーヒブ寺院の近くにある。ヴァツ氏はインド伝統遺産協会(Indian Tradition and Heritage Society / ITIHAAS)を創設し、会長を...
インド、デリー ダライ・ラマ法王は今日、インドの公共政策研究機関であるヴィヴェーカーナンダ国際財団の招きを受けて、古代インドの思想と現代社会との関わりについて講演を行われた。ヴィヴェーカーナンダ国際財団はチャナキャプリと呼ばれるニューデリーの大使館地区にあり、スタッフの多くは官僚や当局の退職者、退役軍人である。到着された法王は、N.C.ビジュ将軍の出迎えを...
本日、ダライ・ラマ法王はインド初の女性国会(National Women’s Parliament)に出席された。会場はアマラーヴァティーに向かう途中のイブラヒムパトナムにある巨大なテントである。車で到着された法王は、アーンドラ・プラデーシュ州首相のチャンドラバブ・ナイドゥ氏による出迎えを受けられた。 アーンドラ・プラデーシュ州下院議長のコデラ・シヴァ...
インド、テランガーナ州 ハイデラバード 今朝ダライ・ラマ法王はヴィジャヤワーダからハイデラバードへ向かわれた。短く円滑なフライトの後、法王がハイデラバード空港に到着されると、サルダール・ヴァッラブバーイー・パテール国立警察学校の代表者たちが法王を出迎えた。その後法王は車で警察学校に移動され、ラジャスタン・バワン・ゲストハウスにおいて初の女性理事長アルナ・バ...
インド、テランガーナ州 ハイデラバード ダライ・ラマ法王は今朝、ハイデラバード市内を速やかに移動されて、ダライ・ラマ倫理センター(the Dalai Lama Center for Ethics)南アジア本部の建設予定地に到着された。マダプールのハイテックス・ロード沿いに建設される同センターは、マサチューセッツ工科大学に拠点を置くシンクタンクとテランガーナ...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州 ダラムサラ今朝ダライ・ラマ法王はダラムサラの法王公邸で、第1回チベット人女性権利向上会議に参加した300人余りの代表者たちに向けて講演を行われた。チベット亡命政権(CTA)が主催するこの会議は、亡命政権官庁街のガンチェン・キションで発足し、インド全域のチベット人居住地の代表が参与している。法王はまず、会議の中で納得のいく...
インド、ビハール州ラジギール ダライ・ラマ法王は昨日ガヤ空港に到着され、昼食の後、車でラジギールに向かわれた。道中、霊鷲山に続く丘の麓で車を止められ、法王は車外に出られた。霊鷲山は、釈尊が第二法輪の教え、すなわち、般若波羅蜜(完成された智慧)について説かれた場所である。法王は聖なる山の方角を向かれ、しばし無言で黙祷に入られた。 今朝、法王は、21世紀にふ...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州 ダラムサラ 今朝、ツクラカン西側からどよめきが起き、堂内やその周囲でダライ・ラマ法王のご到着を待っていた5,500人余りの聴衆は、法王が間もなく到着されることを察した。東側の入り口近くにいたカメラマンや熱心な信者たちは、法王をお迎えしようと立ち上がった。 法王は法座に着座されると、次のように述べられた。これから教...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州 ダラムサラ 今朝、ダライ・ラマ法王は、今回の法話会の施主である台湾人グループの代表者たちを伴われ、ツクラカンに8時半に到着された。そして聴衆に向かって挨拶をされ、握手を交わされたり、笑顔で手を振られたりしながら法座へと向かわれた。 法座に着座されると、法王は次のように法話を始められた。「卓越した師であるナーガールジュ...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州 ダラムサラ 今朝、ダライ・ラマ法王は会場であるツクラカンに到着されると、堂内の聴衆と外の聴衆にそれぞれ挨拶をされた。そして法座に上がられると、まず仏陀釈迦牟尼像に敬意を表され、それから聴衆の方に向き直られて着座された。中国人の信徒たちが中国語で『般若心経』を快活に唱えると、続いて、参加者全員にお茶とパンが配られた。 ...
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州 ダラムサラ ダライ・ラマ法王は今回の法話会最終日の説法を、菩薩たちは勝利者仏陀の息子と呼ばれる、という解説から始められた。そして仏陀は、有情救済への利他心から自らの悟りを求める菩提心を起こされ、数多くの前世において菩提心を育んでこられたことの結果として悟りを得られたのである、と述べられた。仏陀が般若波羅蜜の教えを説かれ...
インド、ビハール州ラジギール 今朝、ダライ・ラマ法王は、1951年創立のナヴァ・ナーランダー・マハヴィハーラ大学付近に車で到着され、シュリー・M.L.スリヴァスタヴァ副学長の出迎えを受けられた。法王は菩提樹の苗木を植樹され、新しい管理棟校舎の記念額の除幕を行われた後、同大の会議ホールで100人を超える学生・教職員に向けて講演をされた。 法王は、1956年...
インド、マディア・プラデーシュ州ボパール(『プレス・トラスト・オブ・インディア(PTI)』より転載) 本日、チベットの精神的指導者であるダライ・ラマ法王は、インドの繁栄には地域発展に向けた取り組みが欠かせないと語られた。「インドが繁栄するために必要なのは、大都市の発展ではなく地域の活性化です。発展に向けた取り組みはインドの農村地域から始めるべきなのです」 ...