インド、カルナータカ州ムンゴット ゲルク派の開祖ツォンカパ大師の入滅祈念日(ガンデン・ガチュー)にあたる12月12日、チベットでは新ナーランダ大学として知られるデプン僧院にダライ・ラマ法王が到着され、また、ダライ・ラマ法王庁から iPhone 用の「ダライ・ラマ法王」アプリがリリースされた。このアプリはアップル社の “App Store” からダウンロード...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ダライ・ラマ法王は空路でムンバイからカルナータカ州のフブリ空港に到着された。ガンデン僧院のシャルツェ学堂法主であるロブサン・ドルジェ・リンポチェ、デプン・ラチとデプン僧院ロセリン学堂の僧院長、そしてガンデン・ラチの代表が空港へ到着された法王を出迎え、法王は空港からムンゴットのチベット人居住区へ車で向かわれた。道路の両...
インド、カルナータカ州ムンゴット 最近完成したデプン僧院ロセリン学堂の瞑想・科学センターは紅土で塗られ、ロセリン学堂のキャンパスから拡張された11エーカーの土地に堂々とした姿で立っている。今朝、デプン僧院ラチ堂から車で到着されたダライ・ラマ法王を地元のチベット人たちが道路の両脇に立ち、法王を暖かく歓迎した。 法王は瞑想・科学センターの入り口に到着されると...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ダライ・ラマ法王はデプン僧院ラチ堂を発たれる前に、最近チベットから到着した巡礼者たちと会見された。人びとが法王の前に集まり、法王はお堂の階段の上に着座された。 「私はチベット人の精神、勇気、決断力は素晴らしいと思います。皆さんとここで会えてとても嬉しく思います。これは過去60年間のことだけを指しているのではありませ...
インド、カルナータカ州ムンゴット 今朝、ダライ・ラマ法王の法話を聴くために、およそ8,000人の人々が集まった。そのほとんどがチベット人とヒマラヤ地方から来た人々である。ガンデン僧院のラチ堂とシャルツェ学堂は僧侶と尼僧で埋め尽くされ、そこに入りきらない聴衆は中庭に溢れ出した。巨大なモニターと背の高いスピーカーが取り付けられ、ラチ堂で説法をされる法王の様子が...
インド、カルナータカ州バイラクッペ ダライ・ラマ法王が滞在されているセラ僧院ラチ堂は、灌頂が行われるセラ僧院ジェ学堂の隣に位置している。しかし今朝は、最終的に1万5千人もの聴衆が集まり、その中を歩いて通られるのに時間がかかった。法王はいつものように、途中で人々の中に古い友人を見かけると挨拶をされ、老人やからだの弱い人々には優しく声をかけられた。法王はセラ・...
インド、カルナータカ州バイラクッペ 今朝早くダライ・ラマ法王はセラ僧院メイ学堂に到着され、僧院長、ガンデン僧院座主、元ガンデン僧院座主、ガンデン僧院シャルツェ学堂とジャンツェ学堂の法主たち、そして、チベット亡命政権主席大臣から出迎えられた。鮮やかな伝統衣装を着たチベット人の子どもたちも、牛乳が満たされた器、穀物とツァンパが盛られた木箱を手にして伝統に従って...
インド、カルナータカ州バイラクッペ 今朝、セラ僧院ラチ堂で行われた世俗的倫理観のワークショップに集まったチベットから到着したばかりのチベット人の巡礼者や指導者たちに向けて、ダライ・ラマ法王は次のような言葉でお話を始められた。 「チベット本土にいるチベット人こそ、私たちの国の主です。途方もない困難な状況にありながらも、常に懸命に頑張って来ました。1959年...
インド、カルナータカ州ベンガルール(バンガロール) 今朝、映画監督のバラシュ・スバラオ氏夫妻がダライ・ラマ法王に新しいスマホ・アプリ「マンダラ(Mandala)」を紹介した。このアプリは仏教の智慧と心理学的洞察を統合し、使用者にわかりやすく手軽に提供して毎日の生活に役立ててもらおうという趣旨で開発された。開発段階では、ガンデン僧院の仏教博士最高位、ゲシェ・...
インド、ニューデリー 今朝ダライ・ラマ法王は、冬らしい日差しの中、ジャワハルラール・ネルー大学(JNU)の広大なキャンパスに車で到着され、異なる宗教間の会議の開会式に出席された。この会議は、クトゥビ・ジュビリー奨学金プログラムとJNU大学のアラビア・アフリカ研究センターの企画で開催された。 セイエドナ・タヘル・ファクルディン・サーヒブ氏が到着された法王を...
インド、ウッタル・プラデーシュ州バラナシ、サールナート サールナートの高等チベット学中央研究所(CIHTS / Central Institute of Higher Tibetan Studies)は創立50周年を迎え、記念式典と「インド哲学諸学派の心についての見解と現代科学の会議」を開催した。ダライ・ラマ法王はこれらの行事に出席されるため、昨日デリーか...
インド、ビハール州ブッダガヤ ダライ・ラマ法王は、昨日暗くなってからバラナシよりブッダガヤに到着された。法王ご自身が、本日最初の行事としてマハーボーディ寺院への参拝を望まれたため、ご滞在先のチベット寺院からマハーボーディ寺院西門までの短い距離を車で移動された。そこで法王は、ブッダガヤ寺院運営委員会のメンバーと、第26回サキャ派大祈願祭(サキャ・モンラム)に...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝のブッダガヤの濃い霧と冷たい空気も、ダライ・ラマ法王の教えを聴こうとカーラチャクラ・グラウンドに集まった5万人以上の聴衆の熱気を冷ますことはできなかった。ダライ・ラマ法王は、車で数分のところにあるチベット寺院から会場の巨大なテントの端まで移動されたが、聴衆に勝るとも劣らない快活なムードで彼らの熱気に応えられた。法王はステー...
インド、ビハール州ブッダガヤ 曇天で低温の今朝、ダライ・ラマ法王ご一行の車列はチベット寺院からカーラチャクラ・グラウンドに向かわれた。法王は下車されると出迎える大勢の人々の挨拶にお答えになり、法話会場正面のステージから聴衆に向かって挨拶をされてから法座に着かれた。その後、主催者であるナーランダー・シクシャの成人会員がパーリ語で『吉祥経』を唱え、続いて地元の...
インド、ウッタル・プラデーシュ州バラナシ、サールナート 本日、2日目となる「インド哲学諸学派の心についての見解と現代科学の会議」が高等チベット学中央研究所で開催された。会場に到着されたダライ・ラマ法王はステージ上に進まれ、司会者やプレゼンターに加え、会場の人々に挨拶をされて席に着かれた。 会議の最初のセッションの司会は、高等チベット学中央研究所と昔から交...
インド、ビハール州ブッダガヤ ナーランダー・シクシャの主催によって開催された法話会の最終日は冷たい霧が晴れ、ダライ・ラマ法王が車でカーラチャクラ・グラウンドに向かわれる時は太陽が光り輝いた。パーリ語による『吉祥経』の暗誦に続き、マイトレーヤ・スクールの生徒たちがサンスクリット語で『ナーランダー僧院の17人の成就者たちへの祈願文』を唱えた。この祈願文を聞いて...
インド、ビハール州ブッダガヤ ナーランダー・シクシャ主催による法話会の終了後、ビハール州知事ニティーシュ・クマール氏の到着を待って30分の休憩がとられた。知事が急ぎ足で会場に入り、ダライ・ラマ法王がおられるステージに登壇すると、法王庁のテンジン・タクラ氏がクマール氏を迎えた。そして、すぐに本題に入り、本書全巻の編集長を務めるトゥプテン・ジンパ博士を壇上に招...
インド、マハーラーシュトラ州プネー 昨日の朝遅く、ダライ・ラマ法王は飛行機でガヤから中央インドを越えプネーへ移動された。プネー空港では、法王のご訪問の主催者であるマハーラーシュトラ工学教育研究アカデミー(MAEER)のマハーラーシュトラ工科世界平和大学(Maharashtra Institute of Technology World Peace Univ...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝、寒空に霧が出ている中、ダライ・ラマ法王はチベット寺からカーラチャクラ・グラウンドまでの短い距離を車で移動された。しばらくすると陽が出てきた。1万人の僧侶と尼僧を含めた約3万人の人々が法王のご到着を待ちわびていた。法王はステージを歩きながら人々に挨拶され、正面と左右の群衆に手を振られ、すぐに法座に着かれた。 サールナート...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝ダライ・ラマ法王は、冬季の濃霧に再び覆われた中をガンデン・ペルゲリン(ナムギャル僧院)からマハーボーディ寺院までの短い道程を車で移動された。金剛座と菩提樹に礼拝されたのち、法王は大勢の参拝者に向かって手を振りながら大塔の中に入られ、広く知られた釈迦牟尼像の正面に灯明を供えられた。 法王は大塔を出られると、人々に手を振...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝早くカーラチャクラ・グラウンドに到着されたダライ・ラマ法王は、千手観音菩薩のマンダラが置かれた厨子に対面して設えられた椅子に着座された。そして法王は、法話会の後半で行われる千手観音菩薩の灌頂授与のために準備の儀式を執り行われてから、隣に置かれた法座に登られた。 まずモンゴル人僧侶のグループが、力の込もった『般若心経』...
インド、ビハール州ブッダガヤ今朝、朝日がマハーボーディ寺院の頂あたりからチベット寺に差し込んでくる頃に、ダライ・ラマ法王はカーラチャクラ・グラウンドへと向かわれた。いつものように、法王は聴衆に向かって挨拶をするためにステージの前で足を止められ、500人以上のモンゴル人がカタを両手に持って空中でまわす歓迎のしかたをからかって、笑いながら彼らの真似をされた。そし...
インド、ビハール州ブッダガヤ ダライ・ラマ法王は今朝、陽の光が降り注ぐ青空の下チベット寺を後にされた。法王は、マハーボーディ寺院大塔において本日より始まるニンマ派の大祈願祭に参加されるため、短い距離を車で移動された。法王にとっては、今回のブッダガヤご滞在中3度目の大塔ご訪問となる。法王は再び、菩提樹の西側から石垣に囲われた寺院境内の巡礼路を歩いて回られて、...
インド、ビハール州ブッダガヤ 今朝、ダライ・ラマ法王は、チベット寺からカーラチャクラ・グラウンドまでの短い距離を車で移動され、集まった聴衆に挨拶し、マンダラが納められた厨子に向かって着座された。法王は、金剛怖畏(ヤマーンタカ)13尊の灌頂を授与するために必要な自生起などの前行修法に1時間ほどをかけられた。その間、ギュト密教学堂の経頭が文殊菩薩の礼讃偈「カン...
インド、ビハール州ブッダガヤ普段はごった返しているブッダガヤの街路は静まり返り、ダライ・ラマ法王が到着された朝7時前になって、やっと人々が会場に集まり始めた。法王は早々と会場に到着した人々に挨拶されてから、マンダラの入った厨子の前の椅子に着座され、金剛怖畏(ヤマーンタカ)13尊の灌頂授与のため、金剛阿闍梨としてなすべき前行修法(予備儀式)を始められた。その横...