ダライ・ラマ法王は、東ティモールの元大統領でノーベル平和賞受賞者のジョゼ・ラモス・ホルタ氏が21日の大統領選で勝利したことを受け、同氏に書簡を送られた。法王はホルタ氏の勝利を祝福すると、次のように述べられた。
「長年にわたり貴殿を知っていることを、私は光栄に思っています。貴殿がここダラムサラを初めて訪問されたのは、1990年代初頭のことでした」
「再び大きな責任が立ちはだかっていますが、私は、貴殿の政権下において東ティモールの人々が引き続き平和と繁栄と発展を享受できると確信しています。とりわけ、貴殿が社会の恵まれない境遇にある人々の暮らしを改善されることを期待しています」
「貴殿が、あらゆる困難を乗り越えて東ティモールの人々の念願を果たされるようお祈りしています」