インド、ヒマーチャルプラデーシュ州ダラムサラ
ダライ・ラマ法王は、友人で精神的兄弟であるティク・ナット・ハン師の訃報を知って悲しまれ、ベトナムならびに世界中のハン師の弟子たちに向けて哀悼の意を表明された。
書簡のなかで、法王は次のように述べられた。
「ティク・ナット・ハン師は、非暴力の立場からベトナム戦争の終結を求め、米公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師を支持されました。そしてほぼ生涯にわたって、マインドフルネスや慈悲の心が内なる心の平和にどのように役立つかだけでなく、各個人が心の平和を培うことがどのように真の世界平和に役立つかを伝えることに尽力されました。ハン師は、真に意義のある人生を送られたと思います」
「私は、私たちが捧げることのできる最善の追悼は、世界中の平和を促進するためのハン師の取り組みを継続することであると確信しています」