インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
ダライ・ラマ法王は、インドのプラナブ・ムカジー前大統領逝去の報を受けて、ご子息のアビジート・ムカジー氏に書簡を送られた。書簡の中で、法王は次のように述べられた。
「父上が逝去されたことを知り、残念に思っています。父上のために祈りを捧げるとともに、悲しみの淵にある貴殿とご家族の皆様にお悔やみを申し上げたいと思います」
法王は、長年にわたって幾度もムカジー氏に会う機会に恵まれたことを想起された。法王が最後にムカジー氏に会われたのは2016年のことである。法王は、ムカジー氏の公務に対する献身的な姿勢は50年以上にわたり一貫していたことに触れて、そのような年月においてムカジー氏はいくつもの重要な大臣職を経て最終的にこの偉大な国家の大統領として仕えるに至ったとして、最後に次のように述べられた。
「私たちは、彼が84年間にわたって意義ある人生を送ったことを喜ばしく思います」