インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
ダライ・ラマ法王は、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領に書簡を送り、9月28日にスラウェシ島を襲った地震と津波により人命や家屋をはじめとする悲劇的な喪失がもたらされ、きわめて多くの人々が苦難に直面していることに、深い悲しみを表明された。
「愛する家族を失われたご遺族の皆様に、心よりお悔やみを申し上げますとともに、負傷された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます」
「負傷者を介抱し、被災者を救援するためにでき得るすべてのことがなされていると聞いています。お見舞いのしるしとして、救援活動のための寄付金をダライ・ラマ法王基金より送らせていただきます」
「1982年に、歴史的遺産として知られるボロブドゥール遺跡の仏塔で祈りを捧げる機会をいただいたことがありますが、その時、私は深く感動し、インドネシアの人々ならびにインドネシア文化との深遠なつながりを感じたことを憶えています」