インド、ビハール州ブッダガヤ
1月28日の朝、ブッダガヤの通りはダライ・ラマ法王をお見送りしようとする人であふれていた。法王はマハーボーディ寺院の大塔を訪問され、仏陀釈迦牟尼像と釈尊が悟りを開かれた金剛座に参拝された後、ガヤの空港に向かわれた。その後法王は、デリーで恒例の定期健診を受けられ、2月1日にダラムサラに戻られる予定である。
昨日法王は、地元の大勢のインド政府職員とその家族との謁見にも応じられ、先日ニンマ派の代表に選ばれたばかりのカトック・ゲツェ・リンポチェとの謁見も受けられた。リンポチェは伝統に従ってマンダラと仏陀の身口意の象徴を捧げ、法王は祝意とともにパドマ・サンバヴァの像をリンポチェに贈られ、その後ともにお茶を楽しまれた。
リンポチェとの会見の中で、法王は次のような祈りの言葉を述べられた。