インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
アメリカ、ラダック、ムンバイ、デリーを回り、今日、ダラムサラに戻られたダライ・ラマ法王は、ヒマーチャル・プラデーシュ州のヴィールバドラ・シン首相に下記の内容の書簡を送られた。
「パタンコットとマンディを結ぶハイウェイのマンディ近郊で、土曜日の夜、大規模な土砂崩れが起こり、車とバスが流され、多くの方が亡くなったり負傷されたと知って深い悲しみを感じています。この大災害により、愛する人たちを失ったり、影響を受けたすべてのご家族の方々に謹んで哀悼の意を表明いたします」
「ヒマーチャル・プラデーシュ州は57年以上にわたる私の故郷であり、ここに住む皆さんには自然と親しみを感じています。このような自然災害は予測することが難しく、予防策を講じることも困難でしょう。しかし、最初に災害の前兆が現れた段階で、警戒警報を発信することにより、再発が防げるのではないだろうかと考えます」
そして法王は、お見舞いと弔慰のしるしとして、首相の救援組織あてにダライ・ラマ法王基金より寄付金を送ることを伝えられた。