インド、ニューデリー
穏やかな午後の陽気の中、ダライ・ラマ法王は国会議事堂近くにある全インド美術工芸協会(AIFACS / All India Fine Arts & Crafts Society)で開催中の写真展「ありがとうダライ・ラマ」を訪問された。写真は、写真家でジャーナリストのビジェイ・クランティ氏の作品で、氏は40年以上にわたるチベットの友人である。法王が車から降りられると、クランティ氏は建物の階段の前で法王をお迎えした。クランティ氏は今回の写真展について、「これはひとりのインド人写真家からの、平和的で勇敢なチベット難民コミュニティとその指導者であるダライ・ラマ法王、そしてその寛大な受け入れ先であるインド政府とインドの人々への芸術的贈りものです」と語っている。
AIFACSで開催中のビジェイ・クランティ氏の写真展をご覧になるダライ・ラマ法王。2016年4月10日、インド、ニューデリー(撮影:ジェレミー・ラッセル、法王庁) |