アメリカ、ウィスコンシン州 オレゴン
今朝、ダライ・ラマ法王がディアパーク(鹿野苑)仏教センターにご到着された時、昨晩降ったばかりの淡雪が大地を真っ白に覆っていた。大半がチベット人とアメリカ人で占められる約300人の人々が法王を歓迎しようとそこに集まっていた。
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ディアパークに到着され、支援者たちに挨拶をされるダライ・ラマ法王、2016年3月5日、アメリカ、ウィスコンシン州オレゴン(撮影:ジェレミー・ラッセル、法王庁) |
喜びに満ちた大勢の人々の顔をご覧になり、法王は途中で車を降りられて、徒歩で会場の入口へと向かわれた。人々に笑顔で答えられ、古い友人を見つけられると握手を交わされた。タシ・ショルパの踊り手とチベットの若者たちによってチベット暦新年を祝う供物(新年の初めに捧げるツァンパ、バター、大麦酒)が法王に捧げられ、伝統的な歓迎が完了した。マディソンにご滞在中、法王はゲシェ・ランリタンパの『心を訓練する八つの教え(lojong tsikgyema)』について短い法話をされ、「心に、社会に、世界に幸せを育む」と題するパネルディスカッションに参加される予定である。