インド、ニューデリー
ダライ・ラマ法王は、タミル・ナードゥ州の州都チェンナイで数十年来例のない豪雨が発生し、未曾有の被害が出ていることを受け、ジャヤラリータ州首相にお見舞いの書簡を送られた。その中で法王は、次のように述べられた。
「チェンナイは、1956年の釈尊入滅2500年記念祭(ブッダ・ジャヤンティ)に出席するために私が初めてインドを訪れたときに訪問した都市のひとつでもあります。インドに亡命後はこの美しい都市を何度も訪れ、つい最近では3週間前、豪雨の直前に訪問したばかりでした」
法王は、被災した人々へのお見舞いとして1,500,000ルピー(約2,775,000円)を寄付するようダライ・ラマ財団に指示したので、救援に役立ててほしい、と書かれた。そして最後に次のように述べられた。
「あなたとタミル・ナードゥ州の人々に一日も早く安らかな日々が戻ることを祈念し、被災した人々への哀悼の言葉といたします」