インド、マハーラーシュトラ州 ナーシク
ダライ・ラマ法王は、ナーシクのウダシン・アカラを訪問され、スワミ・グル・シャラナンダ・マハラジ師と会見される。法王がナーシクのマハクンブメーラ(12年に一度開催される世界最大規模の宗教祝祭)を訪れられるのは今回が初めてとなる。
|
スワミ・グル・アシャラナンダ・マハラジ師と会見されるダライ・ラマ法王。2013年3月11日、インド、ウッタルプラデーシュ州、マトゥラ(撮影:テンジン・タクラ、法王庁)
|
今回の訪問は、法王をはじめとする仏教僧にとって、ヒマラヤの山々に住むナガの聖者や一般市民との交流の場となる。法王は、スワミ・グル・シャラナンダ・マハラジ師や一般市民と共に仏教徒としての論理や哲学について対話を行なわれる。対話のテーマは「なぜマハクンブメーラはこれほどポピュラーになったのか?」で、心と思想に関する質問やマハクンブメーラとその重要性について対話が行なわれるとともに、記者会見や、一般市民や思想家たちとの会合がそれぞれ開かれる。二人の精神的指導者による今回の対話は、きわめて啓蒙的な展開が予想され、貴重な学びの機会になると思われる。
今回の素晴らしいイベントは、オンライン新聞『Maya Today』のディーパック・ドグラ氏とその同僚たちによって主催された。この歴史的とも言えるイベントは、8月30日と31日の2日間にわたり、マハーラーシュトラ州ナーシクのウダシン・アカラで行なわれる。