東京(シェラブ・ウーセル 記) 本日の午後、ダライ・ラマ法王が日本に到着された。今回の来日は四国仏教会と沖縄大菩薩協会の招聘によるもので、今回の法王の日本ご滞在は、10月30日から11月7日までの9日間である。 成田空港では、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ代表をはじめ、日本、中国、モンゴル、チベットなど様々な国の人々が法王を出迎えた。 法王は、都内のホテルに到着されると、チベットの長年の朋友で国会議員の牧野聖修氏の出迎えを受けられた。ホテルの中では、日本人の支援者、インド人留学生、西洋人観光客、中国人や台湾人のビジネスマンが、法王の祝福を授かろうと並んでいた。 法王は今回のご滞在中、法話のほかに科学者たちとの対話を行なわれ、東京以外の地域でも広く一般の人々と交流の場をもたれることになっている。 ある支援者の女性は、「日本人は、法王様をとても敬愛しています。中国政府の強い反対があるにもかかわらず、日本政府が法王様を歓迎してくれることを、私は大変幸せに思います」と語った。 法王のご来日は今回で12回目となる。初来日は1967年で、法王がインドに亡命されてから初めての外国訪問だった。 |