リトアニア、ビリニュス
ダライ・ラマ法王は6月10日、ダラムサラからデリーに向けて出発され、11日の午前中を旧友の方々とともに過ごされた。
今日リトアニアに到着されたダライ・ラマ法王は、ビリニュス空港で在リトアニア、インド名誉領事とチベットハウス代表ヴァイティス・ヴィドゥナス教授からの出迎えを受けられた。空港から出られる途中で、法王はジャーナリストたちの質問に答えられ、次のように述べられた。
「リトアニアを訪れ、旧友の皆さんに再会することができて大変嬉しいです」
法王はバルト三国の独立後、国民が自信に満ち溢れていたとしてバルト三国を称賛された。法王ご自身も敬意の念を抱いておられるヨーロッパ連合(EU)の加盟国として、バルト三国が今後生活レベルを向上していくことがいかに重要であるかについて触れられた。
空港からの短いドライブでビリニュスの旧市街に到着されたダライ・ラマ法王は、数名のチベット国旗を振る友人と支援者たちのグループに出迎えられた。
法王は明日、ヴィリュニス大学で学生と教職員、一般の参加者に向けて講演を行われる予定である。