ダライ・ラマ法王は本日早朝、成田国際空港に到着された。法王は日本に二週間滞在の予定で、10月31日(火)より始まる一連の講義をはじめ、 ノーベル平和賞受賞者を招いて開催される「広島国際平和会議2006」に出席される。この会議は、世界で最初の核兵器の被爆地である広島に集い、平和と慈 悲について学び、対話して、平和のメッセージを世界に発信することを目的としている。法王はこの会議において、北アイルランドのベティ・ウィリアムズ氏、 南アフリカのデズモンド・ツツ大主教と共に講演を行なわれる。
また法王は、31日に東京の品川プリンスホテルで開催される会合において、宗派を超えて集ったおよそ50人の日本仏教界の指導者を前に講演を行なわれる。
法王は成田空港到着に際し、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のチョペ・ペルジョル・ツェリン代表、今回の招聘元である宮島大聖院の吉田正裕座主ならびに
広島に活動拠点を置く文殊師利大乗仏教会(MMBA)の野村正次郎氏、そして2006年1月にインドのアマラヴァティで開催されたカーラチャクラ灌頂会の
後援者である佛性會の馬場和代代表らの出迎えを受けられた。
法王の来日は今回で10回目となる。